【11月3日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2日、期待外れのシーズン序盤の結果で降格圏に沈んでいることを受け、ジャゴバ・アラサテ(Jagoba Arrasate)監督を解任した。

 36歳の元指揮官の後任候補には、元マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のデビッド・モイーズ(David Moyes)氏と、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)でアルゼンチン代表を決勝に導いたアレハンドロ・サベジャ(Alejandro Sabella)氏らの名前が報じられている。

 クラブは声明で、アラサテ監督とともに2人のアシスタントコーチの解任も発表している。

 アラサテ監督は、自身初となるプロチームでの指揮官の座を昨季の開幕時に託されたが、欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)では期待外れのグループリーグ敗退に終わり、リーグ戦では7位に沈んだ。

 今季はヨーロッパリーグ2014-15(UEFA Europa League 2014-15)の予備予選でクバン・クラスノダール(Kuban Krasnodar)に敗れ本戦進出を逃していたソシエダは、1日に行われたマラガ(Malaga CF)戦で0-1と敗れ、今季リーグ戦10試合を終えて1勝にとどまっている。(c)AFP