酒飲み競争で56杯、男性死亡で警察が捜査 フランス
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【10月30日 AFP】フランス中部クレルモンフェラン(Clermont-Ferrand)のバーで行われた酒飲み競争で、50代の男性がそれまでの記録を破るショット56杯を飲み干した翌日に死亡した。警察は29日、男性が死亡した経緯について捜査を開始した。
警察筋によると、24日に行われた酒飲み競争で、男性は1分間に30杯のペースで酒を飲んでいた。競争終了後、男性は泥酔状態で車に乗せられ帰宅したが、夜遅く病院に搬送された。
男性の娘によると、男性は昏睡状態に陥って心臓発作を起こし、翌日に病院で息を引き取ったという。
酒飲み競争が行われたバーの店主が地元紙ラ・モンターニュ(La Montagne)に語ったところによると、男性の酒を飲むペースがあまりに速かったので、30杯ほど飲み干したところで、もうやめるように勧めたという。
だが男性の娘は、男性は56杯を飲み干した後で初めて帰るように言われたと話した。「父が亡くなったのは自己責任だけど、父に酒を提供したのはバーだ」と非難し、店側に過失があったとすれば訴えるつもりだと語った。(c)AFP