【10月30日 AFP】(一部訂正)サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が28日、元恋人のロシオ・オリバ(Rocio Oliva)さんを暴行したとされる動画が明るみに出た後、オリバさんに対する窃盗罪の告訴を取り下げた。

 女子サッカー選手のオリバさんは同国のテレビで、「ディエゴと話しました。彼は告発を取り下げました」と語った。

 マラドーナ氏は今年3月、ドバイでオリバさんに宝石や貴重品を盗まれたと訴えていた。

 22歳のオリバさんは、現在スポーツ大使を務めるドバイ(Dubai)に住んでいる53歳のマラドーナ氏と不穏な関係を持っている。

 テレビでは、オリバさんがマラドーナ氏の自宅で撮影したとみられる短い動画が公開された。粗い画像の動画の中でオリバさんは、襲われるのをとめるかのように「やめて、やめて」と口にしている。マラドーナ氏は、オリバさんの手から携帯電話をはたいただけで、オリバさんをたたいてはいないと語っている。

 オリバさんは、動画の公表に自身は関わっていないとし、マラドーナ氏の「おい」を非難している。

 このカップルは、アルゼンチン国内のタブロイド紙やセレブ専門誌をにぎわせていた。(c)AFP