【10月29日 AFP】米ホワイトハウス(White House)のコンピューターネットワークで最近、不審な活動が検出され、対応策が取られていたことが28日、ホワイトハウス関係者の話で明らかになった。

 この関係者によると、大統領の任務遂行を支援する大統領行政府(Executive Office of the PresidentEOP)はサイバー攻撃の可能性について毎日報告を受けているという。また、最近あった脅威を評価する過程で機密扱いではない大統領行政府のネットワーク上で懸念すべき不審な活動が見つかったため、直ちにこの活動を評価し緩和するための措置が取られたという。

 この措置によって一部のホワイトハウス職員は一時的にネットワークから遮断され、コンピューターとシステムへの損害は出なかったものの機密扱いではないネットワークの一部に影響が出たという。(c)AFP