バムガーナーが完封、ジャイアンツがWS制覇に王手
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【10月27日 AFP】14MLBは26日、ワールドシリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)は5-0でカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)に勝利し、ワールドシリーズ制覇に王手をかけた。
ジャイアンツはまたしてもマディソン・バムガーナー(Madison Bumgarner)が圧巻の投球を披露し、ワールドチャンピオンまであと1勝に迫った。
対戦成績で1勝2敗と先行された後の2連勝で、3勝2敗と逆転したジャイアンツは、カンザスシティー(Kansas City)に場所を移して行われる第6戦で勝利すれば、最近5年で3度目となるワールドシリーズ制覇を果たすことになる。
2010年に56年ぶりにワールドシリーズを制したジャイアンツは、2012年にもタイトルを手にしている。
一方、ワールドシリーズを制した1985年以来となるポストシーズンを戦っているロイヤルズは、シリーズを何とか29日の第7戦に持ち込み、通算2度目のワールドシリーズ制覇に望みをつなぎたい。
優勝に王手をかけたこの試合では、またしてもバムガーナーが重要な役割を果たした。ポストシーズンに入って好投を続けている25歳の左腕は、4安打8三振でロイヤルズ打線を完封し、ワールドシリーズでは珍しい完封勝利を飾った。
シリーズ開幕戦でも、ロイヤルズのジェームズ・シールズ(James Shields)と投げ合っているバムガーナーだが、この試合でもエース対決を制した。
打線は第4戦と同様、つなぎの打撃で得点を重ねた。
全12安打のうち11本が単打だったジャイアンツは8回、唯一の長打となったファン・ペレス(Juan Perez)の2点適時二塁打、ブランドン・クロフォード(Brandon Crawford)の適時打で3点を追加し、試合を決定づけた。
これで気持ちが楽になったバムガーナーは、迎えた9回もロイヤルズ打線を三者凡退に抑え、試合を終わらせた。(c)AFP