【10月26日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のルイス・スアレス(Luis Suarez)は、4か月の出場停止処分が明け迎えた復帰初戦がレアル・マドリード(Real Madrid)に1-3で敗れたことで、ほろ苦いものになったと語った。

 後半23分にピッチを退いたスアレスは、「復帰できたことは、本当にうれしい。(処分を)終えることができてほっとしている」とコメントした。

「結果の部分でほろ苦い気持ちだ。それでも、このチームはこれまでに何度も立ち直っている」

 スアレスは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の先制点をお膳立てし、試合開始約3分でインパクトを残したが、バルセロナはその後クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に同点弾を許すと、後半にはペペ(Pepe)とカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)に得点され、逆転負けを喫した。

「もちろん、デビュー戦で誰もが求めるのは勝利であるし、この偉大な試合であればそれはなおさらだ。良い結果を手にするためだけのことをやったと思うけれど、そうはならなかった」

「この試合については忘れて、次の相手のことを考える必要がある」

「1−1に追いつかれたあと、試合の主導権を握っていた。得点のチャンスがあった中でそれをものにできなかった時は、いつも苦しくなってしまう。後半は相手の早いカウンターで出し抜かれ、試合の決着をつけられてしまった」

「前向きになって、次の相手のことを考えるべきだと思う。まだレアル・マドリードを勝ち点1差でリードしているのだから」

(c)AFP