【10月26日 AFP】男子テニス、バレンシア・オープン（Valencia Open 2014）は25日、シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのアンディ・マレー（Andy Murray、英国）は6-4、7-5で第1シードのダビド・フェレール（David Ferrer、スペイン）に勝利し、決勝に進出した。

 マレーがフェレールをストレートで退け、7年連続となるATPワールドツアー・ファイナル（ATP World Tour Finals 2014）進出に大きく前進した。

 マレーはフェレールから勝利を収めたことで最近19試合で17勝を記録しており、英ロンドン（London）で開催される今季最終戦の出場権獲得圏内に入った。

 ツアー・ファイナル出場権争いでマレーは8位、フェレールは9位につけており、虫垂切除術を受けるラファエル・ナダル（Rafael Nadal、スペイン）の欠場により残り4枠となったツアー・ファイナル出場権を獲得する可能性がある。

 約1か月で3個目のタイトル獲得を目指すマレーは、26日の決勝でトミー・ロブレド（Tommy Robredo、スペイン）と対戦する。

 ロブレドは同日に行われたもう1つの準決勝でジェレミー・シャーディ（Jeremy Chardy、フランス）に7-6、7-6で勝利している。(c)AFP