【10月23日 AFP】女優レニー・ゼルウィガー(Renee Zellweger)さん(45)の顔が変わったとインターネット上で話題になっている──この件についてゼルウィガーさん本人が22日、単に年を重ね以前よりも幸福だからと反論した。

 2015年に約5年ぶりとなる出演映画が公開されるゼルウィガーさんは、米誌ピープル(People)とのインタビューで、以前は健康に気を遣わずに疲れ切っていたが、今は健康そのものと語っている。

「私が違って見えるのは嬉しいこと。今は、以前とは違う生活を送っていて、幸せで充実しているから、多分それが現れているのでしょう。嬉しいわ」と語り、見た目が激変したことをめぐる「うわさ話」については「馬鹿げている」と一蹴した。

 また、反論することを決意した理由については、「存在しない真実を悪意を持ってあちこち掘り起こそうとする人たちは、私が答えるまで居座り続けるだろうって思ったから」と説明した。

 ことの発端は20日、米ハリウッド(Hollywood)でのイベントに登場したゼルウィガーさんの「外見」が以前とは大きく違っていたことから、世界中のインターネットユーザーが大騒ぎをしたことだった。ゼルウィガーさんの顔が、以前とはまったく違って見えたため、一部からは美容整形手術をしたのではとの意見も出ていた。

 ゼルウィガーさんは、2001年公開の『ブリジット・ジョーンズの日記(Bridget Jones' Diary)』と2004年公開の続編『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(Bridget Jones: The Edge of Reason)』で一躍スターダムに躍り出た。2003年公開の『コールド マウンテン(Cold Mountain)』で米アカデミー賞(Academy Awards)助演女優賞を獲得した他、ゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)を3回受賞している。

 しかし、2009年公開の『My Own Love Song』以降、映画への出演はない。最新作『The Whole Truth』は、来年公開の予定だ。

 ゼルウィガーさんは同誌に対し、「友人たちは、落ち着いて見えると言ってくれる。私は健康よ」と述べ、「長きにわたって健康に気を遣わずにいた。現実的に持続不可能なスケジュールで仕事をこなし、自分の身体のことなど後回しになっていた」と続けた。

 また「立ち止まって考えず、消耗するまで走り続けた。(たまった)疲労を隠そうと何度も間違った選択をした。この混沌に気づき、ようやく違う選択をしたの」とも述べている。(c)AFP