カナダ警察、兵士2人はねた男を射殺 過激派か
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【10月21日 AFP】カナダ・ケベック(Quebec)州で20日、車に乗った男がスーパーマーケットの駐車場で兵士2人をはねた末、警察によって射殺される事件があった。同国の連邦警察によると、男は以前から過激派の疑いが掛けられていた。
兵士のうち1人はモントリオール(Montreal)の南東40キロにあるサン・ジャン・シュル・リシュリュー(Saint-Jean-sur-Richelieu)の病院に搬送され、重体となっている。もう1人は比較的軽傷だという。
事件は正午前に発生。男が運転する車は兵士2人をはねた後、警察と逃走劇を繰り広げた。数キロ逃げたところで車は道路脇の溝に転落。目撃者によると、車から出た男は刃物を持って警官たちに向かって突進し、射殺された。一方、警察関係者は男が凶器を持っていたか否かの確認を避けている。
連邦警察の声明によると、容疑者は25歳の男で、過激思想を持っていた恐れがあることが連邦当局によって特定されていた。(c)AFP