【10月19日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは18日、第8節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は4-1でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に快勝した。

 PKの判定が4回あった試合で、シティはセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が4得点を決め、10人のトッテナムを相手に記憶に残る勝利を記録した。

 印象に残る活躍を見せたアグエロは、これでシティでの得点数を95試合の出場で61ゴールに伸ばし、プレミアリーグ時代のクラブ歴代最多得点者となっている。

 シティはアグエロの得点で先制すると、奮闘していたトッテナムのクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)に同点ゴールを許したものの、アグエロのPKで勝ち越しに成功した。

 前半2つ目のPKはトッテナムのGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)に防がれたアグエロだったが、お返しにジョー・ハート(Joe Hart)がロベルト・ソルダド(Roberto Soldado)のPKを阻むと、トッテナムのフェデリコ・ファシオ(Federico Fazio)のファウルで得たこの日3つ目のPKはしっかり成功させた。ファシオは、このプレーで1発退場となった。

 アグエロは後半30分にも自身4得点目を決め、快勝を飾った昨シーズンのリーグ王者は、現在首位のチェルシー(Chelsea)をしっかり追走している。

 プレミアリーグで1試合に4つのPKの判定があったのは、4-4の引き分けに終わった2000年のブラッドフォード・シティ(Bradford City)対ダービー・カウンティ(Derby County)戦以来、これがわずか2度目となった。

 シティにとっては、太ももを痛めたベテランのフランク・ランパード(Frank Lampard)が前半で途中交代したことだけが、唯一の気がかりとなった。(c)AFP/Graham Chase