スウェーデン首都沖に外国潜水艦か、軍が大規模な情報収集作戦
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【10月18日 AFP】スウェーデン軍は17日夜、「外国が海中で不審な活動を行っている」との通報を受け、ストックホルム(Stockholm)群島の海域で大規模な情報収集作戦を実施したと発表した。ヨナス・ビクストロム(Jonas Wikstroem)海軍准将が発表した。
作戦は「信頼できる筋」からの情報に基づいて行われたもので、艦艇とヘリコプター、陸上部隊を投入し、およそ200人が参加したという。作戦で武器は使用されなかった。
地元紙スベンスカ・ダグブラデット(Svenska Dagbladet)は、「不審な活動」が目撃されたのは首都ストックホルムの中心部から50キロしか離れていない島の近くだったと伝えている。
バルト海(Baltic Sea)上空ではここ数か月、ロシア空軍の活動が活発化している。9月にはロシアのSu24戦闘爆撃機2機が領空を侵犯し、スウェーデンのカール・ビルト(Carl Bildt)外相は、「ロシアによるここ十年ほどで最も深刻な領空侵犯」だと述べていた。ビクストロム准将は「政府が発表している通り、バルト海の状況は深刻化している」と述べた。(c)AFP