スペインのエボラ感染疑いの6人、2人は検査で陰性
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【10月17日 AFP】スペイン当局は17日、エボラウイルス感染が疑われた6人のうち、検査の結果、2人が陰性だったと発表した。残る4人はこれから検査が行われる。
スペインのエボラ監視当局のツイッター(Twitter)アカウントによると、陰性と判定された1人目は、仏航空大手エールフランス(Air France)機で16日、パリ(Paris)経由でナイジェリアからマドリード(Madrid)に到着した乗客で、機内で震え始めたため感染が疑われた。
陰性だった2人目は、エボラウイルスに感染した女性看護師テレサ・ロメロ(Teresa Romero)さんを搬送するのに使われた救急車で運ばれた男性だった。ロメロさんは、西アフリカでエボラウイルスに感染しスペインに搬送された宣教師2人の治療中に、エボラウイルスに感染した。
ロメロさんは6日にエボラウイルスに感染していると診断され、アフリカ大陸以外で初めてのエボラウイルス感染者となった。現在はスペインがエボラ患者の搬送先に指定したマドリードのカルロス3世病院(Carlos III Hospital)に入院しており、容体は安定している。(c)AFP