【10月17日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は16日、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)で会場の一つとなるサンクトペテルブルク(Saint Petersburg)のガスプロム・アリーナ(Gazprom Arena)を視察し、同アリーナが予定通りに完成するだろうと自信をみせた。

 収容人数7万人の同アリーナは、2016年5月の開業予定で、建設現場の視察を終えたFIFAのクリスチャン・アンガー(Christian Unger)氏は、国営タス通信(TASS)に対し、「深刻な問題はない。予定通りに完成することは間違いない。ロシアでも最高水準の会場になるだろう。最高の立地にある最高のアリーナだ」とコメントした。

 FIFAと大会組織委員会の代表による合同視察は、23日までの日程で行われており、一行は、カザニ(Kazan)、ソチ(Sochi)、モスクワ(Moscow)の会場を回るとともに、プロジェクトの内容と日程を確認する。

 視察には、スタジアムの設計、施工の専門家だけでなく、流通、サービス、放送、チケット販売など、さまざまな分野の専門家が同行している。(c)AFP