消えるスプレー、環境基準満たしブンデスリーガでも導入へ
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【10月17日 AFP】バニシングスプレー(消えるスプレー)が、今週末にドイツ・ブンデスリーガでデビューを飾る。
FKの際の守備側の壁の位置を示すため、国際サッカー連盟(FIFA)がW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で1分以内に消える生分解性のスプレー使用を開始して以降、各国のリーグ戦でも導入が進んでいる。
欧州サッカー連盟(UEFA)が欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)でバニシングスプレーを使用し始めたのと同時に、イングランドやイタリアでも、同スプレーが導入された。
17日夜に行われる2部リーグの3試合でドイツデビューを飾るバニシングスプレーは、18日に予定されている第8節の試合から1部でも使用が始まる。
ドイツサッカー連盟(DFB)審判委員会のヘルベルト・ファンデル(Herbert Fandel)氏は、「ブラジルでのW杯で(スプレーが)完璧に機能することを確認した」と話している。
バニシングスプレーは、今季の開幕節からドイツでも導入される予定だったが、環境規制に適合するため、追加の試験が必要となっていた。
審判委員会のルッツ・ミヒャエル・フレーリッヒ(Lutz Michael Froehlich)氏は、「法的な問題はすべて解決した。使わない理由がない」とコメントしている。(c)AFP