米で2人目のエボラ感染か、テキサス医療従事者に陽性反応
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【10月15日 AFP】米国内で初めてのエボラウイルス感染が確認されたテキサス(Texas)州の病院で、新たに医療従事者1人がエボラ検査で陽性と確認された。テキサス州政府が15日、発表した。米国内の医療従事者のエボラ陽性反応は2人目。
テキサス州の保健当局によると、この医療従事者は最初の感染者と同じく、ダラス(Dallas)の病院で死亡したリベリア人のエボラ出血熱患者、トーマス・エリック・ダンカン(Thomas Eric Duncan)さんの看護に携わっていた。
2人目の医療従事者は14日に発熱し、即座に病院で隔離されたという。
「接触者や暴露の可能性などを迅速に特定するため、保健当局者が新たな患者から話を聞き、対象者は監視する」と同州の保健当局は述べた。
ダンカンさんはリベリア滞在中にエボラウイルスに感染し、テキサス州の病院で治療を受けていたが、8日に死亡した。(c)AFP