【10月14日 AFP】西アフリカ・リベリアでエボラ出血熱に感染し米国に帰国して治療を受けていた米国人カメラマンが13日、感染後初めてツイッター(Twitter)に投稿、容体は良くなっていると語るとともに、自身の体験をブログで発表する意向を明らかにした。

 フリーカメラマンのアショカ・ムクポ(Ashoka Mukpo)さん(33)は、米テレビNBCニュース(NBC News)との契約でリベリアの首都モンロビア(Monrovia)を取材中にエボラウイルスに感染した。

 ムクポさんは6日、米ネブラスカ(Nebraska)州の病院に搬送された。この時、ムクポさんの症状について母親は「深刻ではない」と語っている。

 ムクポさんは13日、自身のツイッターアカウント「@unkyoka」で「ツイッターに復帰した。順調に快方に向かっている感じだ」とつぶやいた。現在、リベリアの長期滞在記者らから集めた資料をまとめ、「エボラ日記(Ebola Diaries)」としてブログに掲載する準備にとりかかっているという。

 ムクポさんは、リベリアでエボラ熱に感染した後に回復した米医師ケント・ブラントリー(Kent Brantly)氏から採取した血清による治療を受けている。病院の12日の発表によると、容体は快方に向かっている。(c)AFP