警官による黒人射殺で大規模デモ、17人逮捕 米ミズーリ州
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【10月13日 AFP】米ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)で週末、8月に同市近郊で白人警官が黒人青年を射殺した事件に抗議するデモが行われ、地元警察によると17人が逮捕された。
「抵抗の週末」と題した抗議行動では、数千人の人々が街頭デモや追悼集会に参加。8月9日に同市近郊のファーガソン(Ferguson)で起きたマイケル・ブラウン(Michael Brown)さん射殺事件に怒りを示した。
セントルイスでは先週、黒人青年が非番の白人警官に射殺される事件が再び起き、緊張がますます高まっていた。
警察は、11日夜から12日未明にかけ、コンビニエンスストアの駐車場で座り込み抗議を展開しようとしたデモ隊の身柄を拘束。マイクロブログのツイッター(Twitter)で「昨晩、17人を不法集会の容疑で逮捕した」と発表した。
警察当局は、デモ隊が警官らに向けて投石したと主張している。一方、デモ隊側はこれを否定し、座り込みの様子を撮影していた人々に対し警官が唐辛子スプレーを使用し、暴徒を鎮圧するかのような対応を取ったと非難している。
10日に始まった抗議行動は13日まで行われる予定。(c)AFP