【10月13日 AFP】(一部更新)香港(Hong Kong)の警察は13日早朝、民主派デモの参加者らが2週間以上前に設置していたバリケードの撤去を開始した。

 AFP特派員によると、警官隊は金鐘(アドミラルティ、Admiralty)地区の主要なデモ現場に入り、周縁部に設置されたバリケードの撤去を開始。デモ隊の一部は、不意を突かれた様子だった。

 デモ参加者は夜間で数が少なくなっていたものの、一部はテントで寝泊まりしており、街頭にとどまり続けている。警察側は、バリケード撤去の目的は抗議行動の完全停止ではなく、道路の封鎖状態の解除にあるとしている。

 少なくとも20台の警察車両が金鐘地区近くに止められており、旺角(モンコック、Mongkok)地区の第2の現場にも警官隊が集まっている。(c)AFP