フェデラーが上海マスターズ初制覇
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【10月13日 AFP】男子テニス、上海マスターズ(2014 Shanghai Rolex Masters)は12日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は7-6、7-6でフランスのジル・シモン(Gilles Simon)を下し、自身通算81回目のツアー優勝を果たした。
通算17回の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るフェデラーは、準決勝では世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を退けながらも、シモンの抵抗に遭った。
それでも33歳のフェデラーは、2度のタイブレークを要してシモンを退けると、8月のウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)に続き、ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)シリーズでの連続優勝を飾っている。
フェデラーは「この大会で勝利を飾ることができて非常に名誉に思う。トロフィーに最初に両手をかけるときは本当に良い気分になる。プレーぶりも満足だ。今は本当に幸せな気分さ」とコメントした。
マスターズ1000で23度目の優勝を飾ったフェデラーは、新ランキングでラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を抜き、世界2位に浮上することになった。
フェデラーは2006年と2007年に上海(Shanghai)で行われたテニス・マスターズ・カップ(Tennis Masters Cup)で優勝していたものの、同都市でのマスターズ1000の最高成績は、2010年大会(2010 Shanghai Rolex Masters)での準優勝だった。(c)AFP/Neil CONNOR