トルコ各地で「イスラム国」対策要求デモ、衝突で12人死亡
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【10月8日 AFP】トルコ各地で7日、同国と国境を接するシリア北部アインアルアラブ(Ain al-Arab、クルド名:コバニ、Kobane)への攻勢を強めるイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に対する軍事介入を求めるクルド人ら数千人がデモを行い、警察などとの衝突により少なくとも12人が死亡、多数が負傷した。
報道によると、トルコ南東部のクルド人が多く住むディヤルバクル(Diyarbakir)では、クルド人活動家らとイスラム勢力が衝突し、5人が銃弾を受けて死亡した。南東部ではこの他、マルディン(Mardin)で3人、シイルト(Siirt)で2人、バトマン(Batman)とムシュ(Mus)でそれぞれ1人が死亡した。イスタンブール(Istanbul)と首都アンカラ(Ankara)では警察がデモを解散させるため、催涙ガスと放水銃を使用した。(c)AFP/Dilay GUNDOGAN