【10月7日 AFP】米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(Hewlett-PackardHP)は6日、コンピューターやプリンター事業と、企業ハードウエアやサービス事業を2社に分割する分社化を発表した。

 メグ・ホイットマン(Meg Whitman)最高経営責任者(CEO)は発表した声明の中で、分社化により「それぞれの新会社が市場と消費者の力学に敏速に適応するために必要な独立性、専門性、資金源、柔軟性がもたらされ、株主にとっては長期的価値が生み出されるだろう」と語った。

 分社化計画は取締役会で承認を受けた後に進められ、15年度末までには完了すると見込まれている。

 12年以降、大規模な組織再編に取り組んでいるHPは同日、「分社化とは別の措置」として計5万5000人の人員削減計画も発表した。最近まで同社が明らかにしていた計画では、削減規模は最大5万人とされていた。(c)AFP/Sophie ESTIENNE