【10月3日 AFP】米金融大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)は2日、今年夏に同社のコンピューターシステムがサイバー攻撃を受け、顧客7600万人と企業700万社分の住所や氏名などの情報が流出したと発表した。

 JPモルガンによると、顧客の口座番号やユーザーID、社会保障番号などの口座情報が漏えいした証拠はなかったという。

 ロシアからとみられるハッカーがJPモルガンなど複数の金融機関を標的にしたサイバー攻撃を行い、JPモルガンがコンピューターシステムに侵入されたとの複数の報道を受け、JPモルガンは8月、法執行機関と協力して対応していることを明らかにしていた。(c)AFP