【9月28日 AFP】女子テニス、武漢オープン(Wuhan Open 2014)は27日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は6-3、6-4で第6シードのユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)を下し、今季3つ目のタイトルを手にした。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)覇者のクビトバは、ランキング上位8人で争われるWTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Championships Singapore 2014)の出場権を手にした。

 今季ウィンブルドン決勝の再戦となった試合で、クビトバは6-3、6-0と勝利した英ロンドン(London)での試合で見せた意志の強さをここでもみせた。

 世界ランク3位のクビトバは、第2ゲームで同9位のブシャールからブレークを奪うと3-0とリードし、このリードを保って第1セットを先取した。

 第2セットでも第1ゲームをブレークし早々にリードを奪ったクビトバは、5-2までその差を広げた。ブシャールは、左手中指を負傷した様子でバンデージをしたが、そこから巻き返しを見せた。

 第8ゲームでブシャールは3度のブレークポイントを手にしてこのゲームをものにし、次ゲームもキープしたが、クビトバは次のサービスゲームをキープし、勝利を決めた。(c)AFP