【9月26日 AFP】第17回アジア競技大会(17th Asian GamesAsiad)では日々激戦が繰り広げられているが、競技場の外でもさまざまな出来事が起きている。

■ボランティアが賭博?

 大会の主催者は、ボランティア数人が休憩中にトランプやオンラインで賭博をしていたとして、約1万4000人のスタッフ全員に注意を促した。関係者によれば、カバディとビーチバレーボールの会場で賭博を行っていたスタッフが、ボランティアの資格を取り上げられたという。関係者はAFPに対し、「われわれのイメージを傷つけるような行動は控えるよう、ボランティアに注意喚起した」と話している。

■カタール、国旗の大きさは「最大」

 メダル獲得数では上位に入ることができていないカタールだが、アジア大会で1位に輝いたことがある。――それは、選手村に掲げられた旗の大きさだ。多くの国の選手が自室の窓やバルコニーから国旗を吊り下げているのに対し、カタールの選手は、建物の壁一面を覆うように国旗を掲揚している。

■メダルが多すぎて入らない?

 マレーシアのスカッシュ女王ニコル・デビッド(Nicol David)は、多くのアスリートがうらやむような悩みを抱えている。――メダルが多すぎて、荷物が増えてしまうのだ。アジア大会でも金メダルを独り占めしているデビッドだが、コモンウェルスゲームズ(2014 Commonwealth Games、英連邦競技大会)や世界大会でも大量のメダルを持ち帰っている。メダルを保管するスペースがないのではないかとの問いに対し、デビッドは「お母さんが専用の場所を作っているわ」と話した。

(c)AFP