【9月26日 AFP】米投資会社のケイン・ホイ(Cain Hoy)は25日、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)買収について、白紙になったことを発表した。

 今月上旬、同社はトッテナムの買収を検討していると明かしたが、ロンドン証券取引所(London Stock ExchangeLSE)に宛てた声明で、入札しないことを発表した。

「2014年9月12日、トッテナムに提案していた内容を踏まえ、ケイン・ホイは買収提案の初期段階にあった」

「その後、ケイン・ホイは手続きを中断し、同時にトッテナムへオファーを出すことはなくなった」

 トッテナムは以前、10億ポンド(約1743億円)前後のオファーがあれば、ジョー・ルイス(Joe Lewis)オーナーがクラブを売却するのではないかというメディアの憶測を否定していた。

 新スタジアムの建設計画が進む中、トッテナムはクラブへの投資を求めている。しかしながら、新スタジアムのオープンが2017-18シーズン開幕に間に合う可能性は極めて低いとしており、代替スタジアムを探している。

 ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)、ロンドン(London)のオリンピックスタジアム(Olympic Stadium)、3部のミルトン・キーンズ・ドンズFC(Milton Keynes Dons FC)が本拠地としているスタジアム:mk(Stadium:mk)などが、候補地に挙がっている。(c)AFP