【9月22日 Relaxnews】「米国の最も暗い日」を記憶にとどめるために建てられた「9・11記念博物館(National September 11 Memorial Museum)」の来場者が、開館から4か月で100万人を突破した。 米国内すべての州に加え、世界130か国以上から多くの人が訪れたという。

 2つのセクションから構成されている展示スペースの総面積は1万219平方メートル。

 ひとつは、2001年9月11日の同時多発テロと1993年2月26日の世界貿易センター爆破事件で犠牲となった2983人に哀悼の意を捧げる内容となっており、もう一方は歴史的な側面に焦点を当てたセクションで、マルチメディア・ディスプレー、アーカイブ、ナレーション、遺留品などの展示から、9・11に至るまでの出来事をたどり、その後の歴史の流れをどのように変えたかを検証している。

 米ニューヨーク(New York)に訪れることのできない人は、同博物館のアプリ「Explore 9/11」を使って仮想ツアーを体験することができる。コンテンツも豊富で、写真や映像、オーディオガイドが提供されている。 (c)Relaxnews/AFPBB News