関係者も赤面する珍事、アジア大会で聖火が消えるハプニング
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【9月21日 AFP】19日に開幕した第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)で、1日目の競技が終わらないうちに大会のシンボルである聖火が消えるというハプニングが発生し、関係者は赤面していることを認めた。
大会組織委員によると、19日夜に行われた開会式で、メーン会場である仁川競技場(Incheon Asiad Main Stadium)に灯された聖火が、翌20日深夜に10分ほど消えたという。
アジア競技大会や五輪、さらにほかのスポーツの大きな大会でも、聖火はイベントのシンボルとみなされている。
仁川アジア競技大会組織委員会(Incheon Asian Games Organising Committee、IAGOC)の委員の1人は、「技術的な問題があったようだ」と話している。
今大会では、水と液化ガスを複雑に混ぜ合わせて噴水状の炎を作り出しており、委員はそれが原因の可能性があるとしている。
10月4日まで開催される今回のアジア競技大会で、不意の暗闇が訪れたのはこの1回だけではない。桂陽体育館(Gyeyang Gymnasium)では、停電のため照明とスクリーンが消え、女子バドミントン団体戦の進行が遅れる事態も起きた。(c)AFP