【9月19日 AFP】18日投開票が行われた英北部スコットランド(Scotland)の独立の是非を問う住民投票は19日、10ポイント差で否決された。

 全32投票区のうち31区の集計終了時点で、独立賛成派は44.58%、反対派は55.42%だった。300年に及ぶイングランド(England)との連合は継続されることが決まった。 

 独立を推進してきたスコットランド民族党(Scottish National PartySNP)党首のアレックス・サモンド(Alex Salmond)スコットランド行政府首相は、エディンバラ(Edinburgh)で支持者らを前に敗北を認め、「住民投票は合意と承認に基づくプロセスであり、現時点ではスコットランドは多数決で独立しないことを選んだ」と述べた。(c)AFP