仏大統領、対「イスラム国」空爆への参加を表明
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【9月19日 AFP】フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領は18日、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」に対し米軍が行っている空爆に参加する意向を表明した。
オランド大統領は、空爆は「近いうちに」開始すると述べたが、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が先週承認した、シリア領内のイスラム国の目標に対する攻撃は行わないと強調した。
オランド氏は記者団に対し、「イラク当局からの航空支援要請に応えるという決断を下した」と述べ「標的を特定し次第、近いうちに作戦に入る」という方針を示した一方、「それ以上の行動に出るつもりはない。地上部隊は派遣せず、介入はイラク領内に限る」と明言した。
フランスは15日、アラブ首長国連邦(UAE)の基地からイラク上空での偵察飛行を開始していた。同様に偵察飛行を実施している英国は、これまでのところ空爆参加の方針は示していない。(c)AFP/Salam Faraj