イラン代表のケイロス監督、2018年W杯まで留任へ
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【9月18日 AFP】サッカーイラン代表のカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督が、同国と4年間の契約延長に合意し、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)終了まで指揮官に留任することが決まった。
イラン代表チームをW杯ブラジル大会(2014 World Cup)本大会に導いた61歳のケイロス監督は、政府と同国サッカー連盟から協力が得られなかったと主張し、6月には代表監督を辞任する寸前の状況にあった。
かつては、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)元監督のアシスタントコーチを務めていたケイロス監督は、長引く交渉の末、今後4年間チームを率いることで合意した。
テヘラン(Teheran)でケイロス監督が合意した契約の詳細は明かされていないが、当初の内容から大きな変更はないと報じられている。
地元メディアは、「(昇給は)かなりのものだが、以前の(契約)金額から大幅に増えたわけではない」という連盟側のコメントを伝えている。
レアル・マドリード(Real Madrid)を率いた経験もあるケイロス監督の最初の任務は、来年1月にオーストラリアで開催される第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)で上位の成績を収めること、そしてチームを2018年W杯ロシア大会の本大会に導くこととなる。(c)AFP