【9月13日 AFP】米大リーグ(MLB)は12日、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)に所属するクリス・デービス(Chris Davis)がアンフェタミン(amphetamine)の陽性反応を示したとして、25試合の出場停止処分を科した。

 処分は同日からレギュラーシーズン、プレーオフにかけて適用される。ア・リーグ東地区の首位に立つオリオールズは、この日までに今季17試合を残して2位に10ゲーム差をつけている。

 一塁手を務める強打者のデービスはこの日、過去に合法的に服用していたアンフェタミンを誤って使用したと明かし、謝罪した。

 デービスは「チームメート、コーチ陣、オリオールズ球団、そして何よりファンに謝罪します。誤ってアデラル(Adderall、アンフェタミン)を服用しました。過去には使用許可を得ていましたが、今年は許可を得ていませんでした。出場停止処分を受け入れます」と声明を発表した。

 昨季、53本塁打、138打点を記録してア・リーグの二冠を獲得したデービスは、今季はわずか打率.196、26本塁打、72打点としている。(c)AFP