【9月13日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が12日、故障で戦列を離れていたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)にとっての最悪な時期は終わり、13日のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦で復帰する準備はできているとの見解を示した。

 2013年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に輝いているロナウドは、レアルが2-4で敗れた2週間前のレアル・ソシエダ(Real Sociedad)戦を欠場すると、ハムストリングのけがを理由にポルトガル代表メンバーからも外れ、チームは2016年の欧州選手権(UEFA Euro 2016)予選でアルバニアに0-1で敗れた。

 しかし、昨季のリーグ王者アトレティコとの今年7回目となる対戦に向けて、ロナウドはマドリード(Madrid)市内でこの一週間練習を行ってきた。

 アンチェロッティ監督は、「クリスティアーノは絶好調だ。彼は今週、一生懸命練習を行っていた。私は彼がとても良い状態にあると感じている」とコメントした。

 アンチェロッティ監督はまた、昨季のロナウドが左膝膝蓋骨の腱炎に悩まされたにもかかわらず、プレーし続けることで慢性的な膝のけがを再発させる恐れがあるのではないかという意見を否定した。

「クリスティアーノがプレーするのは、疲れがなく、けがをする心配がないときだ。それは昨季からわれわれが実行してきたことだ。だから去年は彼が多くの試合に出場したと思ってはいない。けがのリスクがない場合に限り、彼はプレーする」

「昨季の終盤、彼は少しだけ問題を抱えていたが、得点を量産しており、全体的なパフォーマンスとしてはとても良かったと思っている」

「クリスティアーノのけがは慢性的ではない。昨季の彼は膝蓋骨のけがに苦しめられていたが、完全に回復している」

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