【9月12日 AFP】中国南西部の雲南(Yunnan)省昆明(Kunming)の中級人民法院は12日、今年3月1日に昆明駅で発生し31人が死亡した無差別殺傷事件で、被告3人に死刑判決、1人が無期懲役を言い渡した。国営の中国中央テレビ(CCTV)がマイクロブログの認証済みアカウントで報じた。

 31人が死亡、140人以上が負傷した同事件はイスラム教徒の多い新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の分離独立派の犯行とされ、中国国営メディアは「中国版9.11」と事件を呼んだ。

 昆明の中級人民法院のマイクロブログのアカウントによると、少数民族ウイグル人とみられる名前の被告4人は、事件を起こした「テロ集団を指導した」罪などに問われていた。(c)AFP