【9月9日 AFP】世界気象機関(World Meteorological OrganisationWMO)は9日、世界の温室効果ガスについての報告書を発表し、二酸化炭素(CO2)排出量の急増を受け2013年の温室効果ガスの濃度は過去最高を更新したと発表した。また、CO2を吸収する海洋では「前例のない」酸性化が進んでいるとも指摘している。

 報告書によると、主要な温室効果ガスの一つであるCO2の13年の濃度は396ppmに上昇し、前年比増加幅は過去30年で最大。CO2の他、メタンや亜酸化窒素といった温室効果ガスの濃度も過去最高を更新した。(c)AFP