【9月9日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)終了後に、イタリア代表から引退することを表明していたアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)が8日、今後も代表チームでプレーする意向を示した。

 イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)でプレーするピルロは、伊ガゼッタTV(Gazzetta TV)に対し、「(イタリア代表のアントニオ・)コンテ(Antonio Conte)監督と話し合い、再びアズーリ(Azzurri、イタリア代表の愛称)でプレーする準備はできているかと聞かれ、大丈夫だと答えた」と語った。

「決断を下すのは難しかった。代表チームでのプレーは終わりにしたかったが、彼(コンテ)が代表監督に就任し、私に助けを求めてきた」

「喜んで引き受けたよ。僕たちは一緒に偉業を成し遂げられることを望んでいる」

 ピルロが所属するユベントスで指揮を執り、リーグ3連覇を果たしたコンテ監督は、イタリアがグループリーグ敗退に終わったW杯後に前任のクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)氏からチームを引き継いだ。

 ピルロは現在、腰のけがで10月まで戦列を離れており、9日にオスロ(Oslo)で行われる欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選のノルウェー戦は欠場することになる。

 コンテ監督は、オランダに2-0で勝利した4日の試合が代表監督としての初采配となっていた。(c)AFP