米航空保安官が注射器で刺される、中身は不明 ナイジェリア
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【9月9日 AFP】ナイジェリアの最大都市ラゴス(Lagos)の空港で7日、勤務中だった米連邦航空保安局の保安官が何者かに注射器で刺され、米国に帰国後、そのまま病院に搬送されたことが、米連邦捜査局(FBI)の8日の発表で分かった。
刺された際、注射器の中に何が入っていたかは不明。保安官は8日朝に米ヒューストン(Houston)に到着し、同市内の病院に入院した。名前は明らかにされていない。
ナイジェリアはエボラ出血熱が流行している西アフリカ4か国のうちの一つであるため、注射器の中にエボラウイルスが含まれていたのではとの懸念を呼んでいる。
FBIは、当局が万全な予防措置を取って対処しているとした上で、保安官が他者に危険を及ぼすことを示す兆候は今のところなく、何らかの症状も示していないと述べている。(c)AFP