【9月8日 AFP】ペルーの首都リマ(Lima)でこのたび、同国初となるタトゥーイベント「International Tattoo Convention」が開催された。会場では、頭の天辺から足のつま先まで市松模様(チェック柄)などのタトゥーを入れた「チェス」と名乗る男性が注目を集めた。

 米国人の「チェス」──本名マット・ゴーン(Matt Gone)──さん(40)は、米国のタトゥーアーティスト80人の手を借りて全身にタトゥーを入れた。両目にも赤い染料を注入しているという。


 3日間にわたって開催されたこのイベントには、国内外から約100人が参加。いずれの体にも多くのタトゥーが見られた。イベントは、集まったタトゥーアーティストらが情報交換を行い、技能向上および衛生管理の促進を目的としていた。

 参加者の中には、タトゥー以外のさまざまな方法で、自らの「見た目」を改造した人もいた。

 ウルグアイ人のビクトル・ペラルタ(Victor Peralta)さんと妻ガービー(Gaby)さんは、全身の皮膚99%以上にタトゥーを入れている他、胸部と両腕にはめ込んだ金属や二股に分かれた舌、片目を黄色もう片方を緑色にするなど、世界で最も「肉体改造」を行った夫婦として、ギネス世界記録(Guinness World Records)にも認定されているという。(c)AFP