米国人3人目のエボラ患者、5日にも米に帰国
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【9月5日 AFP】西アフリカのリベリアで新たにエボラウイルスの感染が確認された米国人医師が、治療を受けるために米国に向かっていることが分かった。この医師が働いているキリスト教系支援団体「SIM」の米国支部が4日、発表した。
帰国の途に就いたのは米マサチューセッツ(Massachusetts)州出身のリック・サクラ(Rick Sacra)医師(51)で、5日に米ネブラスカ(Nebraska)州オマハ(Omaha)のネブラスカ・メディカルセンター(Nebraska Medical Center)に到着する予定だという。
サクラ医師は史上最悪となった今回の流行でエボラウイルスに感染した3人目の米国人。ケント・ブラントリー(Kent Brantly)医師とナンシー・ライトボル(Nancy Writebol)さんは米国に戻ってジョージア(Georgia)州の大学病院に入院して治療を受け、すでに退院している。
サクラ医師は、ブラントリー医師とライトボルさんのエボラ感染が確認されたことを受けて志願してリベリアに入り、帝王切開や自然分娩で出産する妊婦を担当していたという。現在、当局がサクラ医師の感染経路を調べている。(c)AFP