黒人青年射殺の街で警官がボディカメラ装着、米ファーガソン
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【9月2日 AFP】白人警察官に黒人青年が射殺された事に対する抗議のデモが騒乱に発展した米ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)郊外ファーガソン(Ferguson)で、警察官がボディカメラの装着を始めたと地元メディアが報じた。
ファーガソンでは前月30日にも、マイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(当時18)が白人警官に射殺された前月9日の事件への抗議デモがあり、1000人以上が市内を行進した。
これまでに暴動や衝突に発展した抗議デモに対する警察官の対応については、不必要な過剰装備を用いているとして非難の声も上がっている。
地元紙セントルイス・ポストディスパッチ(St. Louis Post-Dispatch)はファーガソン警察署長の話として、2企業からボディカメラ約50台の寄付があり、30日から警察官のボディカメラ着用を始めたと伝えた。同警察の警察官は大多数が白人で占められている。
一方、大番審では、ブラウンさんに少なくとも銃弾を6発撃ちこんで射殺した警察官ダレン・ウィルソン(Darren Wilson)氏(28)が、過度の武力行使に当たるかどうかについての審理が続いている。(c)AFP