【9月1日 AFP】アカデミー賞女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)さんや人気歌手リアーナ(Rihanna)さんら多数の有名人の裸体を写したとされる写真が8月31日までに流出し、ソーシャルメディア上で拡散する事態となっている。米メディアは、トップスターを標的にしたハッカー攻撃による大規模な流出事件が起きた可能性を報じている。

 ローレンスさんは自身のツイッター(Twitter)で、「他人のプライバシーを奪うなんて、異様で耐えがたい」と嘆いた。ローレンスさんの代理人は米芸能情報サイト「TMZ」に対し、写真流出は言語道断のプライバシー侵害だと非難。犯人に対し法的措置を取る構えを示した。

 米ソーシャルメディア情報サイト「マッシャブル(Mashable)」などは、一連の写真が米アップル(Apple)のクラウドサービス「iCloud」アカウントへのハッキングで流出したと報じている。流出写真に関する噂は、31日午前には広まり始めた。

 マッシャブルによると、盗み出された写真とみられるものがネットに流出した著名人はローレンスさんとリアーナさんの他、歌手のアヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)さん、女優アンバー・ハード(Amber Heard)さん、女優ガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)さん、女優ヘイデン・パネッティーア(Hayden Pannettiere)さん、サッカー米国女子代表のホープ・ソロ(Hope Solo)選手が含まれる。

 この他にも、女優・歌手のヒラリー・ダフ(Hillary Duff)さん、女優ジェニー・マッカーシー(Jenny McCarthy)さん、女優のケイリー・クオコ(Kaley Cuoco)さん、モデルのケイト・アプトン(Kate Upton)さん、女優のケイト・ボスワース(Kate Bosworth)さん、歌手・女優のキキ・パーマー(Keke Palmer)さん、タレントのキム・カーダシアン(Kim Kardashian)さんらがハッキングの対象となったと伝えられている。(c)AFP