タンゴ世界選手権、同性ペアが初めて入賞
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【8月28日 AFP】アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で26日に開催された第12回タンゴ世界選手権(World Tango Championship)のステージ部門決勝で、同性同士で出場したペアが初めて入賞を果たした。
ボカ地区(La Boca)中心部にあるルナ・パーク(Luna Park)スタジアムで開かれたステージ部門決勝には、世界各国の19組が参加。詰めかけた7000人近い観客を前にダンスを披露し、栄冠に輝いたのはアルゼンチン出身のマヌエラ・ロッシ(Manuela Rossi)さんとフアン・マリシア・ガティ(Juan Malizia Gatti)さんのペアだった。
また、首都近郊ラヌース(Lanus)出身の双子、ニコラス・フィリペリ(Nicolas Filipeli)さんとヘルマン・フィリペリ(German Filipeli)さん兄弟は4位につけ、同性ペアとしては初めて上位に入賞した。選手権は昨年から同性ペアの出場を認めていた。(c)AFP