【8月26日 AFP】世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は25日、西アフリカでこれまでに120人以上の医療従事者がエボラ出血熱により死亡したと発表した。

 WHOによると、ギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネで医療従事者240人以上がエボラウイルスに感染し、120人以上が死亡した。WHOは感染した医療従事者の人数が「前例のない」規模に達していると指摘している。

 特にシエラレオネとリベリアではエボラ出血熱で有能な医師らが命を落としており、エボラ対策に欠かせない治療知識や経験の欠如が懸念されるという。(c)AFP