シリア、米国との対テロ共闘の「用意ある」
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【8月26日 AFP】シリアは25日、「テロリズム」と戦うため米国を含む国際社会と協力する用意があると表明した。一方で、領土内での軍事作戦はいかなる場合もシリア政府との調整を要すると主張した。
シリアと隣国のイラクでは、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が攻勢を強めており、イラクでは既に米国による空爆が実施されている。
国連安全保障理事会(UN Security Council)は今月15日、イスラム国とシリアで活動する国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」への資金の流れを制限し、外国人戦闘員の合流を阻止することを目指した決議を採択した。
シリアのワリード・ムアレム(Walid al-Muallem)外相は、首都ダマスカス(Damascus)で行った記者会見で、同国が同決議を履行していくために「テロリズムとの戦いに地域・国際レベルでの協力・調整を行う用意がある」と表明。さらに、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権の打倒を目指す反体制派を支援する米国と英国についても、協力を「歓迎する」と述べた。(c)AFP/Serene ASSIR