【8月25日 AFP】14F1第12戦ベルギーGP(Belguim Grand Prix 2014)決勝でリタイアに終わったメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が24日、総合優勝を争うチームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)が、故意に接触したことを認めたと明らかにした。

 トップで迎えたレース2周目に左リアタイヤのパンクに見舞われたハミルトンは、その後レースに復帰し、挽回を試みたものの、最終的には4周を残してリタイアに終わった。

 今季の両者はたびたび衝突しており、関係悪化が取りざたされているが、スパ・フランコルシャン(Spa-Francorchamps)で行われたチームミーティング終了後にハミルトンは、ロズベルグが「自分を正当化する」ためにぶつけたと主張したことを明らかにした。

 ハミルトンは、集まった報道陣に対し、「僕自身は分かっていたけれど、その問題について先ほどミーティングを行った。そして、彼はわざとやったと言った」と語っている。

「彼は避けることはできたと言っていた。『自分を正当化するためにそうしたんだ』とね。僕の言葉が信じられなければ、(チームの代表を務める)トト・ヴォルフ(Toto Wolff)氏やパディ・ロウ(Paddy Lowe)氏に確認すればいいさ」

 ハミルトンはまた、チームの風通しを良くするために行われた3日前のミーティングで、ロズベルグから批判されたことを明らかにしている。

「ミーティングで僕はたくさん文句を言われたよ。どんな主張を正当化しようとしていたのか、彼に聞いてみるといい」

(c)AFP