韓国船沈没で娘亡くした父親、ハンスト40日で入院
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【8月22日 AFP】韓国で今年4月に起きた旅客船セウォル(Sewol)号の沈没事故で娘を亡くし、事故原因の徹底究明を求めて40日前からハンガーストライキを行っていた男性が22日、体調を崩して入院した。
遺族代表のパク・ヨンウ(Park Yong-Woo)氏によると、セウォル号の沈没で高校生の娘(16)を失ったキム・ヨンオ(Kim Young-Oh)さんは、ソウル(Seoul)の光化門(Gwanghwamun)広場で抗議のハンストを行っていたが、22日朝の時点で体調が危険な状態となった。このため、本人はハンスト続行を希望したが、キムさんは病院に搬送された。キムさんは水と食塩しか摂取していなかったという。
4月16日に起きたセウォル号の沈没事故では、乗客ら約300人が死亡した。多くは修学旅行中の高校生で、一部の遺族たちは徹底した独立調査を実施する法律の制定を議会に求め、光化門広場で泊まり込みの抗議行動を数週間にわたって続けている。(c)AFP