【8月22日 AFP】北朝鮮のロケット発射基地「西海衛星発射場(Sohae Satellite Launching Station)」の改修工事が間もなく完了し、より長距離のロケット発射実験が年内に可能になるとの見通しを、米シンクタンクが21日発表した。

 西海衛星発射場では2013年半ばから、より大型・長距離・大荷重のロケットの発射を可能にするための大規模な改修工事が進められている。

 ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のシンクタンク、米韓研究所(US-Korea Institute)によると、この夏は雨が多かったが、改修工事が間もなく完了することが今月撮影された衛星画像で分かったという。

「昨年から進められていたガントリータワー(門型鉄塔)と発射台の改良工事は(中略)、今秋までに完了するとみられる」「したがって、北朝鮮が決断さえすれば、年内にこの発射場から新たなロケット発射を実施できることになる」と同研究所は分析している。(c)AFP