コンゴ民主共和国で出血熱、10日で13人死亡 保健省
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【8月22日 AFP】(一部更新)アフリカ中部・コンゴ民主共和国(旧ザイール)の保健省は21日、同国北西部で今月11日以降、発生源が不明の出血熱で13人が死亡したと発表した。
いずれも発熱や下痢、嘔吐(おうと)といった症状を見せた後、末期には「黒い物質」を嘔吐したという。最初の犠牲者は妊娠中だった女性で、残りの12人(医療従事者5人を含む)は女性と接触した後に死亡した。これまでに死亡患者らと接触した約80人が観察下に置かれている。
犠牲者の体からは検体が採取され、病原体の特定のための検査にかけられる予定。結果は1週間以内に出るとみられている。
西アフリカではエボラ出血熱が多数の死者を出しており、アフリカ内外への拡大が懸念されている。(c)AFP