ローマ法王のおいが交通事故、妻子計3人が死亡
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【8月20日 AFP】アルゼンチン中部コルドバ(Cordoba)州で19日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王のおい、エマニュエル・オラシオ・ベルゴリオ(Emanuel Horacio Bergoglio)さん(38)が運転する車がトラックに追突し、乗っていたベルゴリオさんの妻と2人の子どもが死亡、ベルゴリオさんも重傷を負った。当局が発表した。
ベルゴリオさんは、フランシスコ法王の兄弟、故アルベルト(Alberto)さんの息子。コルドバ州警察本部長がAFPに語ったところによると、事故で亡くなったのはベルゴリオさんの妻と、二人の間の8か月と2歳の子どもだという。
ローマ法王庁(バチカン)のフェデリコ・ロンバルディ(Federico Lombardi)広報局長によると訃報を知ったフランシスコ法王は「深く胸を痛め」、「痛みを分かち合ってくれる人には、共に祈りをささげてほしいと願っている」という。
アルゼンチン出身のフランシスコ法王は、昨年3月に法王に選出されて以来、母国へは一度も帰っていない。
警察によると、ベルゴリオさん一家が乗っていた車はコルドバ州の高速道路を走行中にトラックに追突し、炎上したという。事故当時の状況に関する捜査が引き続き行われている。(c)AFP