フェデラーがキャリア通算80勝目、W&Sオープン
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【8月18日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)は17日、男子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-3、1-6、6-2で第6シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下し、キャリア通算80勝目を挙げた。
フェデラーは、先週のロジャーズ・カップ2014(Rogers Cup 2014)でも決勝進出を果たしており、2003年に初対戦したフェレールとの対戦成績を16戦全勝に伸ばすと、来週開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)に向けて好調を維持した。
世界ランク3位のフェデラーは、ファイナリストになった121大会のうち、80大会でタイトルを獲得している。フェデラーは、今季49試合で白星を挙げており、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が44勝でこれを追いかけている。
ATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)シリーズで22度目の優勝を飾ったフェデラーは、2012年のW&Sオープンとウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)以来となる大きなタイトルを勝ち取り、4人の子どもたちを引き合いに出して喜びを語った。
「ようやく子どもたちに大きなトロフィーを見せることができる」
「小さめのトロフィーはいくつか家に持ち帰っていた。子どもたちには、小さくてもトロフィーだと教えていたが、これを持ち帰れば文句はないだろう」
一方のフェレールは、「決勝に進出した。でも、ロジャーには勝てない。僕の手には負えない」と話した。
「世界最高の選手と対戦できる僕は幸せだ。ロジャーは、タイトルにふさわしい戦いをした」
(c)AFP