エボラ熱発症の米医師、まもなく退院の見込み 米支援団体
このニュースをシェア
【8月15日 AFP】リベリアでエボラ出血熱患者の治療中に自らも感染した米国人のケント・ブラントリー(Kent Brantly)医師(33)が、入院先の米国の病院からまもなく退院する見込みだと、キリスト教系支援団体「サマリタンズパース(Samaritan's Purse)」が14日、発表した。
同団体は、米ジョージア(Georgia)州アトランタ(Atlanta)のエモリー大学病院(Emory University Hospital)に入院中のブラントリー医師について、「体調は非常に良好で、本人は近いうちに退院できることを望んでいる」との声明を発表した。退院の具体的な時期については言及していない。
ブラントリー医師ともう1人の米国人ナンシー・ライトボル(Nancy Writebol)さん(60)は、エボラ出血熱が西アフリカで過去最悪の感染拡大を続ける中、エボラ患者の治療などに当たっていた際に感染した。
両氏は実験薬を投与された後、米国に空路搬送された。ブラントリー医師と同じ病院で治療を受けているライトボルさんも快方に向かっているという。(c)AFP